みなさん、こんにちは! たかはしです。
釣りフェスティバルで、大注目の「スティーズAIR TW」を試投してきましたので、その感想を書いていきたいと思います!!
スティーズAIR TWとは。
ご存知の方も多いかとは思いますが、先にスティーズAIR TWの説明をざっくりさせていただきます。このリールはMr.ベイトフィネスと言っても過言ではない沢村幸弘プロが開発に全面協力したリールです。
超小口径のφ28ミリスプールを採用し、2グラム台なら自在に。1グラム台でも存分に飛んでしまうとか。ルアマガ誌では「超次元ベイトフィネス」とか「もはやパワーフィネスを凌駕か」なんて書かれ方までしていました。
ダイワブースで試投が出来たので、体験してみました!
とまあ、ものすごい前評判なこともあり、普段はシマノ派の私も気になっておりました。このリールを導入することでバシバシキャストが決まったり、未体験の軽量ルアーをキャストできたりするのなら安いものなのでは? という気がしたりもしますが、いかんせんステキなお値段(税抜68000円)です。軽々には判断できません。
そんな折、Basser編集部さんのツイートを見て試投コーナーがあることをしりました。
発売前に試投ができるというのは大変なチャンスですよね。せっかくだから待機列に並んでみました!
やはり中々の混み具合……。
スティーズAIR TWの試投イベントは1日3回開催されていました。
自分は列が形成されて暫くしてから並び始めたため、既に結構な人数が並んでいました。しかも、ありがたいことに一人一人に結構時間をかけてくれるので、進みもそんなに早くありません。ドキドキしながら1時間弱くらい? 待っていたら自分の番がやってきました。
初体験。スティーズAIR TW。まずは持った感想。
順番が来ると、「ハンドルの左右、ライン(フロロor PE)というのを選択できます。
自分は左ハンドル、フロロのセッティングを選ばせてもらいました。なお、スペースの関係もあり、試投用のロッドは5フィート弱のトラウト用で、バス釣りに一般に用いられるものに比べるとかなり短めの設定でした。
投げるルアーは1/16オンスのスモラバにトレーラーのワーム。合計で3グラム程度と仰っていたと思います。
持った感じでは非常にコンパクトで持ちやすい! さらに軽い! とはいえ、ロッドも短くて軽いので、そのあたりの印象は実際に使うとちょっと違うかもしれません。また、自重135gなので、普段メインで使っているシマノのアルデバランBFSより重めですね。このレベルになってくると、もはや私レベルでは細かい差は体感できませんが……(^_^;)
なお、ドラグクリッカーは付いていないので、ドラグを回しても音は出ません。個人的には音が出た方が調整もしやすくて好きですが、そういった部分を省略するほど突き詰めたスペックということですものね。まさにレーシングスペックといったところでしょうか。
いよいよ試投!! 感想は……。
いよいよ試投です。最初はブレーキ20(MAX)の状態で渡されますので、そこからスタートです。
とりあえずピッチングしてみる。ふむふむ、安心感はあるが、的まで届かない。ちょっとずつブレーキを下げていって、10を下回ったくらいから、低い弾道でスーッと飛ぶようなイメージになってきました。いい感じです。最終的には6くらいまで下げましたが、気持ちよく使うことができました。ブレーキダイヤルの調整もストレスなくできます。
ただ「万人に使い易いか」と言われるとそこまでではないような……。自分も途中でバックラッシュしましたし、他の方もちょいちょいバックラッシュしていたように見受けられました。必要十分なブレーキ性能ではありますが、「バックラッシュ知らず」とまでいえるものではないかもしれません。
まとめると、「ブレーキを強くすればセーフティに投げられるが、それだとあまり飛ばない。ブレーキを弱めれば低弾道でスーッと飛んでいくが、ミスをするとバックラッシュする」という至って普通の感想となってしまいました。
なので、今回の試投だけでいうなら、「誰でも簡単に軽量ルアーを自在に扱える魔法のリールではない」というのがとりあえずの結論となります。なお、試投できるルアーは一種類でしたので、どこまで軽いルアーが扱えるか、という点は考慮しておりません。
もちろん、実際にフィールドで使ってみないとわからないけどね!
といった具合の感想となったスティーズAIR TWですが、今回の試投だけでは最終的な結論は出せないと考えております。
まずもって期待値が高すぎて、正確な判断ができていない可能性があります。また、普段からアルデバランBFS+KTFスプールを使っているので、越えなければならないハードルが高すぎるかもしれません。
結局のところ、実際にフィールドで様々なルアーを投げていく中でこそ、良さであったり欠点であったりを感じられると思いますし、普段使っているベイトフィネスリールと投げ比べてから見えてくるものもあります。判断する材料が足りないというのは否めないので、今後機会があれば、改めてキャストさせていただきたいですね。
なんにせよ、こういった機会に恵まれたことに感謝しております! 今後も試投イベントがあったら積極的に参加していきたいです!
では、また次回に!
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